ハイレゾ音源は96kHzや192kHzといった、通常の再生データよりも情報密度が高い音源で、よりリアルな生に近い音を聴くことができます。
この記事ではiPhoneやiPadでハイレゾ音源をその元の品質を維持しながら再生する方法を説明します。
iPhone内には内蔵のDAC（デジタル・アナログ・コンバーター）があり、最大再生可能周波数は48kHzです。iPadも同様です。音源を再生するもっとも簡単なセットアップはおそらく以下のようになるでしょう。
単純にスピーカーシステムやイヤホン、ヘッドフォンを接続しています。
これでも元の音源の品質が良ければ、普通のCD並みの音質を得ることができます。
先ほどの記載の通り、iPhone/iPadの内蔵DACは48kHzが上限のため、デジタルアナログ変換を外部デバイスで行うことで、これを強化できます。
以下はiFi社のUno https://amzn.asia/d/3nqTjQz という製品。
この製品はわずか0.15キログラムで持ち運びにも軽く、手のひらに乗る程度の大きさです。
iPhone用の外部DACはAmazonで9千円~ほどから買うことができます。
iFi audio Uno PCM384/DSD256 1万4千円程 動作確認済み
iPhone/iPadがLightningかUSB-C端子かどちらかを確認してください。
USB-CであればUSB-Cに対応したDACを購入してください。iPhoneとDACを接続し、イヤホンジャックとスピーカーやヘッドフォンを接続します。
あとは再生するだけです！ 接続した時点で、iPhoneは自動的に外付けのDACをオーディオデバイスとして選択します。
iPhone->DAC->ヘッドフォンのセットアップで最高の音質を得る
上記のiFi Unoは最大で32bit/384kHzに対応しており、NNTMの音源を最大のパフォーマンスで再生できます。
実際に再生してみると、リアルな粒感のある音質が感じられると思います。
起こされない最高の睡眠を手にいれる、iPad版NNTM App+DAC+スピーカーのセットアップ
上記のiPad版NNTM+DAC+SONY SRS-XG300は筆者も使用している、睡眠時のセットアップです。
これで夜中や朝方に物音で起こされにくくなり、睡眠の質を向上させられます。
以下は、必要な３点セットのまとめです。
【1. NNTM 】
Appダウンロード
【2. DAC】
iFi audio Uno PCM384/DSD256 https://amzn.asia/d/izWuBSi 14,300円 (USB-C対応、動作確認済み)
FiiO KA2 Lightning https://amzn.asia/d/0WxGNvf 10,431円 (Lightning対応、動作未確認）
Radius RK-DA70C https://amzn.asia/d/iAGHnHQ 15,950円 (USB-C対応、動作未確認）
EarFun UA100 https://amzn.asia/d/bygtI26 8,990円 (USB-C対応、動作未確認）
他にも多くの製品があります。Amazonで「DAC USB-C」または「DAC Lightning」で検索してください。
あまりに安価で小型のものはDACが搭載されていてもiPhone内蔵のDAC以下の場合もあるので気をつけてください。
【3. イヤホン、ヘッドフォン、スピーカー】
ヘッドフォンやスピーカーは古くないものであれば基本的には対応していると考えられます。お好きなものを選択してください。
SONY SRS-XG300 https://amzn.asia/d/6g076zO 26,500円
イヤホンはハイレゾ対応と謳っているか、製品仕様をチェックし再生可能周波数帯が96kHz以上のものを選らんでください。
その他、
・iPhoneに付属しているApple純正イヤホンは物理的な特性上ハイレゾの性能を発揮できないと言われています。イヤホンにこだわるなら上位の機種を購入してください。
・AirPlayやBluetooth AirPodsなどの無線では44.1kHz/16bitに制限されており、原則的にはハイレゾの性能を最大限発揮するなら有線の方が有利です。
